株式会社ジクージン 代表取締役 間瀬 隆司 (ませ りゅうじ)
経営コンサルタント・事業再生コンサルタント
【協力会社】
・株式会社中央経営コンサルタンツ 業務執行役員
・ココロとカラダ・サイエンス株式会社 業務執行役員
【専門家登録】
・(公財)ひょうご産業活性化センター[兵庫県]https://web.hyogo-iic.ne.jp/
・(公財)こうべ産業・就労支援財団[兵庫県神戸市]https://kobe-ipc.or.jp/
・(公財)とくしま産業振興機構[徳島県]https://www.our-think.or.jp/
1956年生まれ。魚座、O型。
兵庫県西宮市出身、神奈川県横浜市在住。
成蹊大学工学部電気工学科を卒業後、株式会社守谷商会(機械商社)に入社。
パイオニア株式会社、大手コンサルティング会社勤務を経て、平成8年に独立。
経営コンサルタント歴34年。(2025年現在)
【趣味】
ジョギング、サッカー観戦、テニス、歴史書、史跡訪問、鉄道&鉄道模型、美術展巡り、神社巡り、インテリアショップ散策、音楽(特にジャズ・ラテン・サルサ)の演奏・鑑賞、ほか何でも興味あり。
ただいま全国周遊ライブを計画中。ピアノ弾きます。
【特技】
多くの人に楽しんでもらいながら、かつ分かりやすく話をすること。
(皆さんの笑顔を引き出すことが得意です)
標準語と関西弁を、スムーズに切り替えること。
(父は愛知、母は京都ですが、名古屋弁・京都弁はヘタです)
赤ちゃんに好かれること。
(私の顔を見るとなぜか多くの赤ちゃんがご機嫌になります)
【好きな場所】
海の見える場所(特に山下公園、鳴門大橋、瀬戸大橋から見る島々)、京都・鎌倉の寺
【好きな季節】
夏。明るい時期が好きです。秋冬は暗くて寂しいので好きではありません…。
【出身校】
鳴尾東小(西宮市)- 夙川小(西宮市)- 大社中(西宮市)- 御影中(神戸市東灘区)- 御影高(神戸市東灘区)- 成蹊高(東京都武蔵野市)- 成蹊大(東京都武蔵野市)
【子どもの頃の私】
幼少期は三輪車でたびたび遠出し、甲子園まで(1kmくらい?)疾走。近所の人に知らされた母が血相を変えて迎えに来る、を繰り返していました。当時は球場の隣に阪神パークがあり、そこに行きたかったようです。
音楽が好きで、小学校の帰り道は、傘をギター代わりにテケテケして遊んでいました。
【初めて買ってもらったレコード】
ベンチャーズの33回転EP。「キャラバン」が入っていました。
※キャラクターについては、こちらもご参考にどうぞ
⇒ おとなFM - 働くおとなのお悩み相談 –
素でしゃべっております。
コンサルティング領域
得意業種
住宅建設業、製造業、小売業、卸売業、医療介護、サービス関連、WEB関連など
得意分野
経営戦略やマーケティング戦略の企画立案実践
事業計画の策定と進捗管理
管理会計システム構築
資金繰り実務、銀行交渉、事業再生、事業承継
組織デザイン、マネージャー教育、営業マン教育、発想法など教育研修
目標管理制度、就業規則・賃金制度などの社内諸制度策定
最近の実績など
■経営者に寄り添える、コンサルタントに
いま経営コンサルタントに求められているものは、社長が本当に困っていることに、具体的かつ的確なアドバイスができることだと思います。
では「社長が本当に困っていること」とはなんでしょうか?
これは多岐にわたるので一言では言えませんが、やはり(1)売上と利益の確保、(2)新規事業戦略、(3)資金繰りと金融機関交渉、(4)社員や組織の動かし方、(5)後継者問題、などが多いと思います。
一見、どれもマーケティングがメインのように見えます。
しかし(3)や(5)は、会社の抜本的な改革を行わなければ改善しません。いわゆる「マーケティング」だけでは対処できないのです。
実際、近年私がお手伝いしている企業様でも、当初は「営業の仕組み作り」というテーマで受けたものの、診断をしてみると「資金繰り改善」に変わることもしばしばあります。
これからも「本当に困っている経営者」のお力になれるよう努力してまいります。
■事業再生と経営改善計画書(405事業)
「事業再生」とは、何らかの原因により赤字が続き、経営状態が悪化している企業を、負債を軽減することで再生させる取組です。
私どもでは2005年から事業再生に携わり、様々なケースを見てきました。
事業再生はこの10年間で国や自治体、金融機関などによるセーフティネットが充実してきています。
かなり状態が悪い会社でも、再生の可能性がある場合は、その会社と金融機関が話し合って「経営改善計画書」を策定し合意すれば、追加融資さえ出ることもあります。
経営改善計画書のポイントは、合理的で実現可能な計画であること。「絵に描いた餅」ではNGです。
そこで社長や経営幹部、金融機関とも何度も打合せを行い、実現可能な計画を策定していきます。
おおむね3か月程度で行います。また補助金も利用できます。
■国や地方自治体の補助金、いろいろあります
補助金は多くの事業者が利用することができます。(補助金の種類にもよりますので各補助金の公募要領等をご確認ください)
補助金の申請に必ず必要なものが「事業計画書」です。
その補助金の目的や意図を十分に理解し、目的に沿った事業計画書を作成することが重要になります。
これらを社長や社内スタッフだけで仕上げるには手間も時間もかかり、なかなかハードルが高いものです。私どもではそのサポートも行っております。
■おまかせください、住宅業界
幅広い業種のコンサルティングを手がけていますが、最も得意とするのが、過去90社以上手がけた住宅業界です。
工法や素材、断熱気密、フランク・ロイド・ライト、チラシの作り方、現場見学会、展示場のプラン企画、さらには接客や資金繰りなどなど。集客から経営改善まで一貫してサポートしています。
これからは介護関連も重要になると考え、福祉住環境コーディネーター2級も取得しました。
まずは現場を見て職人さんと話をする、そこから始めます。
■工務店の新規集客~時代に合わせた集客で売上拡大
数年前からお手伝いしている工務店があります。スタッフ数7名、売上高4億~5億円。
当時はまだ紙媒体からの問合せがあったものの、明らかに集客数は減少傾向でした。
そこでInstagramによる集客を始めました。1年経ったころから急激に客数が増え始め、令和6年度は過去最高の新築受注棟数23棟となりました。
住宅業界は全般的に苦戦していますが、幸いこの会社はさらに受注を伸ばしています。
■製造業のABC分析~燕三条の金属加工業
燕三条といえば金属加工の町です。中小の町工場が高い技術力を誇り、洋食器、刃物、キッチン用品などの金属製品を中心とした一大産地です。
そんな燕市のある金属加工会社。
金融機関から「売上高に対して在庫が多い」という指摘を受け、ABC分析を行い、適正在庫がどのくらいあるかを調査しました。
「ABC分析」とは、商品の売上やコスト、在庫などの指標を基に、商品やサービスを重要度に応じてA、B、Cの3つのグループに分類し、管理する手法です。Aグループに経営資源を集中させることで、効率的な経営戦略や在庫管理につなげます。
一言で「在庫」といいますが、実は「製品在庫(約5,000アイテム)」「仕掛在庫」「貯蔵品」「販促品在庫」など様々な在庫があります。これらをすべて調査しABCランク付けを実施。
そして適正といえる在庫と、問題の在庫を明確にする分析を行い、レポートにまとめ、金融機関に説明を行いました。
実際に分析してみると、「パレートの法則」の通りでした。パレートの法則とは「2割の要素が8割の成果を出す」というものです。
総アイテム数の上位20%のアイテムで、売上高の80%を構成していました。
この分析結果に対しては金融機関担当者の方にも好評いただき、作業はなかなか大変でしたが、やり甲斐がありました。
■ホテル・旅館業の複合的な課題に対応
ホテルや旅館では「インバウンド対応」「スタッフ不足」「収益悪化」「施設の老朽化」「魅力不足」といった複雑な課題を抱えているところが多いものです。これらは連動しながら解決することが可能です。
例えば、独自の「魅力」を再発見し付加価値を高め、同時にDX化していきます。多言語対応によるインバウンド集客や、省力化による人手不足対策を進めることで、収益改善にもつながります。
こうした改革の実現には、金融機関も納得するような具体的な「事業計画」と、融資や補助金を活用した「資金調達」が鍵となります。
新たな魅力創造、集客戦略、DX化、組織体制の整備までを網羅した実効性の高い事業計画策定、さらには金融機関交渉、補助金・助成金申請なども合わせて総合的にサポートしています。
■AI時代にどう向き合うか
2023年11月にアメリカのオープンAI社が発表した「ChatGPT」は世界に衝撃を与えました。
私も当初から利用を始めましたが、その進化の凄まじさには驚くばかりです。
現在、ChatGPT、Google Gemini、Claud、Perplexityなどを使い、業務の効率化を進めています。
AIの進化で、情報収集やクリエイティブな作業は確かに効率化できます。
しかし、最後の決断は、まだまだ人間が行う領域だと思っています。
日々進化するAIと向き合い、効率的な業務を考え続けます。
他、多数。
メディア掲載
Web年鑑2003 (グラフィック社)
座談会~これからのWeb業界におけるプロジェクトリーダーに求められる要素~
「近代中小企業」2009年3月号 (中小企業経営研究会)
掲載記事がご覧いただけます。
実録!「倒産回避指南」 ~ある社長との緊急会談~
(PDFファイル:519KB)