基本的な流れをご説明いたします。御社の状況に応じて、内容が変わる場合があります。

1:診断業務

診断業務とは、会社の実態を調査分析する業務です。
大きくは、マーケティング的視点、組織的視点、財務的視点の3つから分析します。
これら3つの視点は、それぞれ密接に絡んでおり、総合的な診断が必要となります。

  • マーケティング的視点
    事業の戦略・戦術、商品・サービスと市場との関係性などについて分析
  • 組織的視点
    組織デザイン(組織図)・制度(就業規則、賃金制度、人事評価制度)・組織風土(組織の持っている雰囲気、 企業文化)などを分析
  • 財務的視点
    資金の効率的運用、資金繰り状況・各種経営分析などを分析

具体的には、過去3~5期分の決算書を拝見して財務分析を行い、数字的に何が問題かを把握します。
その上で、社長や幹部の皆さんと打合せをし、ヒアリングや現場訪問で数字の裏づけを分析していきます。

2:インタビュー

上記の3つの視点から、仕組みとその結果である数字、会社の状態は分かります。
しかしここには、運営している「ひと」が入っていません。

現場の声から、会社の持っている本当の問題を探るため、インタビューの時間を設けております。
例えば経営幹部の方々よりも、現場の女性スタッフの方が現状や問題点を把握していたりするものです。

従業員数にもよりますが、20名以下の企業であれば、全従業員と個別面談を行います。
20名以上の場合は、幹部社員や現場の女性スタッフなど、社長と相談の上で選考いたします。

インタビューは一人45分程度、問題点・悩み・困っていることなどを中心に話を伺います。
内容は秘密厳守にしておりますので、ご安心ください。

また、このインタビューは、従業員の皆さんと私どもの距離を縮めることも目的の一つです。

いきなりコンサルタントが来ると、従業員の皆さんの中には警戒心を持つ方もいらっしゃいます。
「コンサルタントって何者?」「敵か味方か」といった疑問・疑念にお応えし、不安を払拭できたらと考えております。

3:当初契約したコンサルティングの確認または修正

契約時に明確になっていなかったことや、新たな問題が出てくることもあると思います。
その場合は、必要に応じてコンサルティングの優先順位を再検討します。
その上で本格的なコンサルティングに入ります。

コンサルティングに入る前に、社長との話し合いの時間を十分にとっています。
気になる点は、細かなことでも遠慮なくお尋ねください。

4:コンサルティングの実施

打合せさせていただいた内容に沿って、コンサルティングを実施していきます。
内容は各企業によって大きく異なります。

一例ですが、QC活動をしていない企業では、「発想法と問題解決研修」をお勧めしています。対象者は原則として社員全員です。
この研修は、従業員の問題意識を高めること、同様のトラブルを2度と発生させないこと、社員のモチベーションを高めること、などが目的です。和気あいあいと楽しいものになり、雰囲気がよくなります。

その後は、企業ごとのテーマでコンサルティング業務を行います。

5:コンサルティング成果の検証

業務実施の都度、その成果の検証を行います。

6:コンサルティングの継続

必要に応じて、コンサルティングの継続を行います。

お問い合わせはこちらまでどうぞ045-620-7130受付時間 10:00~18:00(平日)

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