あさが来た

「花子とアン」以来、朝の連ドラを見ることが多くなりました。

今回の「あさが来た」は、実在の人物、広岡浅子をモデルにしたドラマです。
主人公の白岡あさ役は女優の波瑠さん。夫役は玉木宏さん。
そしてこの番組で大人気になったのが、五代友厚役で出演のディーン・フジオカさん。このところテレビに引っ張りだこです。

実在の人物のストーリーですが、五代友厚と広岡浅子はそれほど親しくはなかったようです。
でもこの番組のお蔭で、「東の渋沢栄一、西の五代友厚」と呼ばれた人物のことをあらためて知ることができました。
私も早速、五代友厚の本を読みました。なかなか凄い人だったんですね。

今回のドラマでは、あさ役の波瑠さんがとてもいいのですが、周りの役者さんも大変良いですねえ。
夫役の玉木宏さんは「のだめカンタービレ」でブレイクした時もなかなか良かったのですが、実にうまくなったなあ。
渋いところでは、大番頭雁助役の山内圭哉さん。舞台役者ですが、関西ノリが気持ちいい。
イマイチなのは吉本興業組。女中役の友近さん、支配人役の辻本茂雄さん。お笑い系なのに、どうも間が悪い。
このあたりの評価は個人の好みの問題ですので、あしからず。

広岡浅子さんという方は、実に凄い方です。
よくこんな方が今まで朝ドラの主役にならなかったなと、不思議なくらいですね。

最近は幕末から明治にかけてのドラマが増え、明治時代が再評価されています。
この時代の延長線に第二次大戦があるのです。そして現代にもつながっています。

歴史を評価することは、やはり重要なことです。
朝ドラがそのきっかけ、というのも良いのではないでしょうか。

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