はずした天気予報

1万円も宝くじで当たったら、「おおあたり~」と言いたくなります。
でも宝くじが当たらなくても「おおはずれ~」とは言いません。

外れる確率が高い場合は、大はずれとは言いませんが、比較的外れる確率が低い場合、つまり予想があたる確率が高い場合には、「おおはずれ~」が起きるのです。

そして昨日の天気予報は、明らかに「おおはずれ~」でした。

1月14日、関東地方は大雪に見舞われました。
私の住んでいる埼玉県さいたま市大宮区。ここでも積雪10センチ以上。
自宅前の雪かきをしました。途中からみぞれ、そして雨になり、もう大変。
今朝は予想通り、家の前の坂がスケートリンク状態。最悪です。

この日は前日の気象予報をあてに、午後は事務所に行って仕事をしようと思っていたのですが、午前中から雪が降り出し、あっという間に積もってしまった。とても事務所には行けません。
娘もバイトに行くとか言っていましたが、あまりの積雪に、困ってしまった。バイト先から電話があり、出勤無用とのこと。
既に関東一円のJR私鉄各線は運転見合わせ。

首都圏が雪に弱いのは知っていますが、雪が降る予報であれば対応の仕方も変わっていたと思います。

私は気象予報士ではありませんが、おとといの予想天気図を見ると、なぜ東京に雪はほとんど降らないという予報にしたのか、全く理解不能です。かなりの確率で降雪予報だろうと思うのですが。。。

今朝の新聞で気象庁はいろいろ言い訳をしていました。台風でも雪でも直撃予想が当たっても外れてもあまり問題ではありませんが、心配ないと言っていたものが外れてしまうと問題が大きくなりやすい。
担当者はこんなことでバッシングされたらたまらないので、今度はなんでもかんでも危険にしてしまう。

予報は当たって当たり前という受け手にも問題がありますが、できれば「おおはずれ~」はなくして欲しいものですね。