平昌オリンピック閉幕

熱戦が繰り広げられた平昌(ピョンチャン)オリンピックも、今日が閉会式。
日本経済新聞のホームページによると、平昌オリンピックでは15競技102種目が実施されたそうです。

特にスノーボード系はびっくりの種目が増えました。
「ビッグエア」は今大会からの採用。「スロープスタイル」はソチ大会からですが、コースはなんだかもの凄い!
「いつからこんな種目あったの?」「着地失敗したら大変じゃない?」などと驚きながら見ました。

オリンピックの種目

アスリートが究極の技術を競うのがオリンピックであり、その努力は並大抵ではないと思います。それには純粋に応援と尊敬をします。
しかし競技施設を建設するために巨額の費用がかかり、しかもその後一般の人に利用されるとは思えない、正直言って「なんのための競技なんだろう」と思わせるものも見受けられました。

オリンピックの肥大化は今に始まったことではありませんが、どう見ても無理やり新しい競技を作ったと思えるものもありました。

フィギュアスケート、スピードスケート、スキーの滑降や回転・モーグル、スノーボードハーフパイプ、カーリングなどはウインタースポーツの普及に役立つと思います。
しかしいたずらに種目数を増やし、無駄な施設を整備するテレビビジネスと土建屋、そして一部の利権者のためになっているオリンピックは既に行き過ぎだと思います。

一方、日本のマスコミは報道しすぎ。
ましてメダルラッシュなんてことをやたらと喧伝していますが、長野大会を上回ったとは言っても種目数も増えており、ラッシュというほどでもありません。

またメダリストのインタビューは良いと思いますが、どのチャンネルを見ても、また出ています。
選手は偉いが、よく我慢しているものです。いい加減、バカ騒ぎは止められないものでしょうか。
たとえば各局で分担するなどして、撮った映像は各局が使いまわしをすればいい。

とはいえ、羽生選手は凄かった、女子パシュートも素晴らしかった、そだねージャパンもほっこりした、渡部暁斗選手はがんばった、小平さんはやっぱり強かった、高梨沙羅さんは良かった、などなど。
皆さんありがとう!