令和2年 近未来はアイデア次第

あけましておめでとうございます。

当ブログは昨年末より方針を変更し、経営者およびマーケティングや営業にかかわる皆さんに向けて、主にマーケティングと財務のお役立ち情報を中心にお届けすることにしました。
もちろん、時々は私の趣味も交えることをご了承ください。
 

さてインターネット時代となって久しいのですが、iPadのようなタブレット端末や、いまや不可欠となったスマホが登場したのは、実はほんの10年ほど前です。

しかし、わずか10年の間に、世の中は激変しました。
すでに中国では、スマホがなければ生活ができない状態になっています。

そして、アメリカのGAFA[Google、Apple、Facebook、Amazon]、中国のBAT[百度(バイドゥ)、阿里巴巴(アリババ)、騰訊(テンセント)]に代表される超大企業が大躍進を遂げ、日本の企業は影が薄くなりました。
 

今後、2020年からの10年間にどのような変化が待っているのでしょうか?
そこで少し近未来を予測してみましょう。
 

今年のキーワードは、間違いなく「5G(ファイブジー)」です。通信第5世代を意味します。
いま私たちが使っているスマホは4G。
5Gはそれより約100倍速いというのです。

そんな5Gに何ができるのか?

既存の技術が、通信速度が速くなることで一気に現実的なものになります。
 

例えば、遠隔操作の自動車や自動運転車、さらにドローン。
これまでは宇宙からの電波に頼っていたため、0.5秒の時間差が事故の元になったのです。

5Gが普及すると、ほぼその時間差(タイムラグ)はなくなります。限りなくリアルタイム。
ですから一気に普及が始まるでしょう。
遠距離の外科手術も可能になります。
 

IoTは、より現実的です。
一般的には家庭内のIoTが話題になりますが、工場やオフィスのIoTのほうが早く浸透するでしょう。
日本は労働人口が減少しているので、ある程度IoTの恩恵はあると思われます。
 

身近なところでは動画です。

20歳以下の若い人は、テレビを見ません。その代わりにYouTubeです。
5Gでは通信速度が一気に速くなるため、双方向性の高いYouTubeやネット映像が有利になります。

ポイントは、誰でも情報発信ができること、ではありません。
テレビのような膨大な費用をかけなくても、そこそこの品質の映像が発信できるようになります。
まさに「映像制作の価格破壊」です。並みの既存テレビ局は衰退が始まります。
 

実は5Gの可能性はまだまだあります。今日現在、表にでていないだけ、です。
これから新しいGAFAが育つ可能性がいくらでもあるのです。

あとは皆さんのアイデア次第です。
5Gの近未来をビジネスチャンスに変えましょう。
 

本年もよろしくお願い申し上げます。