ここまで、資金繰りについて、いろいろやり繰りされてきたと思います。
しかし、どうやっても良くなる気配がない時もあります。

「もう破産しかないのか」、「倒産するのか」と不安に思ったとき。
事業再生という方法があります。

状況にもよりますが、多くの場合、経営難の会社でも立ち直ることはできます。
小さな会社でも、大企業でも、規模を問わず可能です。

ここからは、その事業再生について、詳しく説明していきます。

事業再生とは

事業再生とは、何らかの要因で「経営が行き詰まりそうだ」「倒産するかもしれない」という状態になった会社の経営を立て直していく手法です。具体的には、「その要因を取り除き、有効な事業(...

続きを読む

事業再生を行うかどうかの目安

1. 資金繰りが慢性的に苦しい2. 2年以上連続経常赤字である3. 担保不動産の時価より借入金の方が多い4. 経営幹部に危機感がない5. 下記の式に数値を入れ、(1)は0...

続きを読む

再生に必要な条件

何はともあれ、「営業利益の出る事業があること」です。もし今、資金繰りが大変厳しく、しかもこの状態が既に3年以上続いているという場合。赤字部門と黒字部門を切り離せるならば、再生...

続きを読む

事業再生~負債を軽減する

負債を軽減する方法について、金融庁からは以下の方法を検討しなさいと銀行に通達しています。(1) 債権放棄・・・貸付金を全てなくす→これはほぼ難しいです。一部ならば認めることも...

続きを読む

事業再生~第二会社方式

国が勧めている方法で、再生支援協議会が関わる場合です。銀行に「事業再生計画書」を持ち込み、上記の債務軽減措置を組み入れることで再生が可能と判断された場合、債権者である銀行の同意...

続きを読む

事業再生~任意の第二会社方式

任意(当事者同士で話し合いをする)で第二会社を作り、事業譲渡または営業譲渡をする方法です。特に許認可のいらない業種では比較的簡単にできます。この場合も債権者と十分な話し合いをし...

続きを読む

事業再生~会社分割による方法

まずは現会社が100%出資の子会社を作ります。その子会社には黒字部門を持たせ、残りを現会社に残し、最後は清算に持っていく方法です。コストもあまりかからず、最後は分割子会社の株...

続きを読む

事業再生計画書について

事業再生計画書は、本来、実現可能で抜本的な対策を講じた「実抜(じつばつ)計画書」レベルを求められています。しかしこれではハードルが高すぎるため少し下げるかも知れません。「実現...

続きを読む

「円滑化法」終了後について

ご承知の通り、平成25年3月末日をもって中小企業金融円滑化法(以下、円滑化法と言います)通称:モラトリアム法が終了しました。基本的に国は中小企業の倒産を増やしたくありません。従...

続きを読む

経営者の自宅を確保したい

経営者の自宅をどうするか?何も交渉をしなければ、競売か任意売却で誰かに売却されておしまい、ということになりかねません。そこで、自宅を何とか確保する方法を債権者側に交渉します。...

続きを読む

窮地にいても、してはいけないこと

窮地に追い込まれると判断力が鈍って、よくないことをしてしまいがちです。事業再生の現場でよく起こっている「間違った判断」についてご紹介いたします。状況を今以上に悪化させないために...

続きを読む

ジクージンの事業再生コンサルティング

ジクージンの事業再生コンサルティングのご紹介です。

続きを読む

お問い合わせはこちらまでどうぞ045-620-7130受付時間 10:00~18:00(平日)

お問い合わせ