事業再生計画書は、本来、実現可能で抜本的な対策を講じた「実抜(じつばつ)計画書」レベルを求められています。
しかしこれではハードルが高すぎるため少し下げるかも知れません。

「実現可能」ですから、売上高が「右肩あがり」の計画書は受け付けてもらえません。
しっかりとした裏付けのある事業が既に立ち上がっており可能性が認められれば別ですが。

そうすると、売上高はほぼ前年並みを前提としたものにして、元金返済の資金をねん出できるという計画書を作らなければなりません。
これはかなり厳しいと思います。

私どもでも何度も作成していますが、元金返済の原資が出てきません。
相当抜本的な経営改善をする必要があります。

今日明日の話しではないにせよ、あと半年以内には銀行から「社長、これからどうしますか?」という問い合わせが必ず来ます。その時に慌てないように、今から対策を検討してください。

 

事業再生計画書イメージ

(1) 事業概要
(2) 現状と課題
(3) 今後の具体的な計画
(4) 向こう1年間の月次損益計画および資金繰り計画
(5) 向こう5年または10年の年次損益計画および資金繰り計画
(6) 計画実現に際するお願い
(7) 最後に

ざっとこんなイメージです。普通の事業計画書に10年間の損益計画と資金繰り計画を作り、そこから元金をいくら返済できるかを明確にすることになります。

この元金返済で現在借り入れている一定の額が返済できることが重要です。
ただ現実的に不可能な場合は、以下の依頼も入れていきます。

・負債を軽減する方法

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